姫路市飾磨区細江墓地に、インド産黒御影石クンナムの洋型墓が完成

姫路市・たつの市・太子町・相生市を中心にお仕事をさせていただいています、八田（はった）石材の八田俊之です。姫路市飾磨区細江墓地にて、ひまわりの立体彫刻を施した、インド産黒御影石クンナムの洋型墓石が完成しました！

姫路市飾磨区細江墓地  インド産黒御影石クンナム

ホームページをご覧になったお客様がご来店くださいました。飾磨区細江に墓地をお持ちで、お墓の建立をご希望でした。弊社から車で15～20分のところです。

こちらがお客様が取得されていた墓地です。お客様は洋型のお墓がいいとご希望でしたので、まずは展示しているお墓やカタログをご覧いただきました。その後、ご希望のイメージに近いお墓の図面を作成してご提案しました。

こちらがご提案したカラー図面です。当初はカタログから選んでいただいたものを参考に図面を作成したのですが、その後ご来店されて色々と検討された結果、最終的には当社に展示してあったお墓を気に入っていただけて、その形をベースとして作成しました。シンプルですが、曲線も採り入れた柔らかいイメージのお墓です。お見積りも差し上げてご了承いただき、工事に入ります。

工事が始まりました。掘り下げた場所に基礎コンクリートを施工しています。このあと耐震施工でお墓を据えていき、完成となります。

完成したお墓です。インド産の代表的な黒御影石、クンナムを使用しました。艶やかな仕上がりで、周りの景色を写すほどです。クンナムは、数ある黒御影石の中でも一番黒く、目が細かい石です。

竿石です。正面は額出し加工で高級感があり、立体的な仕上がりです。家名の書体はいくつかの中からお選びいただいた、行書に近い書体を採用しています。家名の下には、ひまわりの花を彫刻しました。弊社でご用意しているデザインの中からお選びいただきました。立体彫りで、花びらの一枚一枚や葉の筋まで細かく彫刻されていて、ひまわりがとても活き活きとしています。家名やひまわりの彫刻が陰影できれいに映え、見えやすいのもクンナムの特徴のひとつです。

水鉢には、ステンレスの水皿を設置しています。家紋はご希望で白色を入れました。両端は蝋燭立です。弊社の施工例をご覧になって、「これがいいな」と気に入っていただけました。花立や水鉢・拝石など、すべて角はきれいに面取りをしてなめらかに仕上がっています。

台座は角に２重のアールをつけて、繊細で高級感ある印象に仕上がっています。完成後、すぐにお客様へお写真をお送りすると、お返事を下さいました。

お忙しい中ありがとうございます。お客様のご自慢のお墓になればうれしい限りです。ご納骨は近いうちに控えていますので、実際にお墓をご覧になって喜んでいただけるのが楽しみです^^

姫路周辺では、以前から四国の青御影石を中心としたお墓が主流です。黒御影石のお墓はそれほど多くはありませんが、濃い色合いの石や洋型の自由な形を選ばれる方も、以前に比べるとだんだん増えてきています。昨今は、社会情勢からお墓を建てること自体が昔よりも少なくなっている一方で、こだわりをもって自分の理想のお墓を建てる方も増えているように感じます。少し昔には時々見られたような、安く建てられればなんでもいいという訳ではなく、「せっかく建てるなら、石にもデザインにもこだわって良いものを建てたい」という方が増えているからかもしれません。そうした思いのこもったお墓作りをご希望の方に、最後に「よかった！」と喜んでいただけるようなお手伝いを、今後も続けていきたいと思います。